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収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:20分44秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.7MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

浅草橋にある画廊マキイマサルファインアーツで開催中の彦坂尚嘉さんの個展『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せ、暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんをお呼びして「世界の新しい美術館と皇居美術館」というディスカッションを収録しました。ヴェネツィアでの石上純也さん、妹島和世さん、篠原一男さんの話題から始まりましたが、途中で機器のトラブルにより一部お聞きいただけない箇所があります。(憲法にせよ芸術にせよ)歴史的な蓄積を参照すること、特に日本の美術界が(より世界的に成功しているように見える)日本の建築界を参照することの重要さが強調されています。質疑応答のあたりは少し音量を上げていただけると幸いです。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

・関連項目
ヴェネツィア・ビエンナーレ(英語)
収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:15分55秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.5MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

浅草橋の画廊マキイマサルファインアーツでの彦坂尚嘉さんの個展『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せた「世界の新しい美術館と皇居美術館」という暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんとのディスカッションです。バーゼルという小都市にある現代建築の豊かさと比べた、日本における建築家という存在の耐えられない軽さ。ディコンストラクションの席捲がバブル期と重なってしまったために、バブル期とともに切り捨てられてしまった東京と、今でもディコンストラクションが息づくメルボルン。ザハ・ハディド、レム・コールハース、アルヴァロ・シザの「造形」に対する彦坂さんの理解も聞くことができます。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

・関連項目
ジャン・ティンゲリー美術館(バーゼル)
収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:25分06秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.8MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

彦坂さんが「皇居美術館・空想」の背景を語ります。今回の収録の前に西部邁氏や峯村敏明氏とお話しになったことが前提になっています。現代が出版革命にも比すべき「識字革命」であり、産業構造が大きく転換しており、その余波は美術館にも「指定管理者制度」として襲いかかっているにもかかわらず、報道はそのことに触れず、一般にも広く気付かれていないことへの危機意識から、誰でも気付く変革の象徴として構想された皇居美術館。歴史や国家の表象として建築を考え、その中身として「誰も見ていない」という日本の美術の蓄積を揃える、という「空想」です。世界経済、中国経済の話は「鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン」(北京国家体育場の設計と建設を描いた映画)の話に流れ、「ベスト・キッド」(原題:The Karate Kid)の話題が五十嵐さんから出ます。椹木野衣氏のような「リセット」、タブラ・ラサ(磨かれた石版)への白紙還元を批判しつつ、日本の何を蓄積として保存するのか、何を維持するのかという問題に触れます。

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:24分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.6MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉+五十嵐太郎

五十嵐さんのお話はフランク・ゲーリーによるグッゲンハイム美術館・ビルバオから始まります。「アイコン建築」という評判とは裏腹の、ビルバオの街並みの蓄積と呼応した形態の選択。ダニエル・リベスキントのデンバー美術館増築、ザハ・ハディドのローマ国立21世紀美術館などと重ねて背景を解説。グローバル都市が世界的な建築家の設計作品そのものをコレクションしているのではないか、という現況から、東京よりも元気なソウルのLeeumとソウル大学美術館を紹介し、東京大学福武ホールと比較。アジアに関連して、北京の大山子798芸術区、22院芸術区と張永和の今日美術館、Image Base、上海の莫干山路M50、また閉鎖された北京草場地芸術区などを列挙。ザハによるパフォーミング・アーツ・センター周辺にはゲーリー(グッゲンハイム・アブダビ)、安藤(海洋博物館)、ヌーヴェル(ルーヴル・アブダビ)が集結。ソウル慶煕宮前の広場でプラダが行ったトランスフォーマー展の、クレーンで吊って地面を転がす驚きの仮設建築。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。


・関連項目
グッゲンハイム・ビルバオ
Leeumサムソン美術館(設計:マリオ・ボッタ、ジャン・ヌーヴェル、レム・コールハース、運営:サムスン文化財団)
ソウル大学美術館(設計:レム・コールハース)
東京大学福武ホール(設計:安藤忠雄)

収録日時:2010年9月5日
収録場所:マキイマサルファインアーツ/東京都台東区浅草橋
収録時間:23分25秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY 出演者:暮沢剛巳+天内大樹+彦坂尚嘉

浅草橋にある画廊マキイマサルファインアーツで開催中の彦坂尚嘉さんの個展『HISTORY LESSONS/皇居美術館』に併せ、暮沢剛巳さんと五十嵐太郎さんをお呼びして「世界の新しい美術館と皇居美術館」というディスカッションを収録しました。初回は暮沢さんのお話です。"Chefs-d'œuvre?"展のカタログを見せながら、ポンピドゥーセンター・メス(設計:坂茂+ジャン・ドゥ・ガスティーヌ)の客の入り、展覧会の規模や出品作品について。ストラスブールを挟んで同じくらいの距離にあるスイス・バーゼルの近代美術館拡張(設計:レンゾ・ピアノ)とカールスルーエのZKMの映像センター増設、バーゼルに戻ってシャウラガー(設計:ヘルツォーク&デ・ムーロン)、ストラスブール近現代美術館、リヨンのコンフリュアンス(設計:コープ・ヒンメルブラウ)について。(天内大樹)

・出演者プロフィール
暮沢剛巳(くれさわ・たけみ)
1966年、青森県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。東京工科大学デザイン学部准教授。美術、建築、デザインに関する執筆活動を行っている。著書に『美術館はどこへ――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、『現代美術を知るクリティカルワーズ』(編著、フィルムアート社)、『風景という虚構』(ブリュッケ)、訳書に『実践カルチュラル・スタディーズ』(大修館書店)、『ドゥルーズの哲学』『パステルカラーの罠――ジェンダーのデザイン史』(共訳、法政大学出版局)など。
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