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収録日時:2012年6月26日
収録場所:神戸大学槻橋研究室
収録時間:32分22秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:15.2MB PLAY 出演者:槻橋修+片岡憲夫+山田恭平+秋田遼介+塩原裕樹+源真希+関目峻行+倉方俊輔

現在、兵庫県立美術館ギャラリーにて開催中の「失われた街 3.11のための模型復元プロジェクト展」について解説いただいた収録のパート3です。前回のデザイン・サーヴェイの話題に引き続き、集落調査について槻橋氏にもお話していただきました。建築家が地元の人たちと関わる事でその人たちにどのような事が出来るのか、そして建築や街とは一体誰のものなのかが語られ、建築家の役割とは何かを問いかけます。展覧会は、7月15日(日)まで開催中です。また、7月8日(日)には、シンポジウム「記憶をつなぐ復興」が開催されます。こちらへも足を運んでみるのはいかがでしょうか。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
槻橋修(つきはし・おさむ)
1968年生まれ。建築家、神戸大学大学院・准教授。02年ティーハウス建築設計事務所を設立。03年東北工業大学工学部建築学科講師を経て、09年より現職。

片岡憲夫(かたおか・のりお)
神戸大学 槻橋研究室M2。

山田恭平(やまだ・きょうへい)
神戸大学 槻橋研究室M1。

秋田遼介(あきた・りょうすけ)
神戸大学 槻橋研究室M1。

塩原裕樹(しおはら・ゆうき)
大阪市立大学 宮本・倉方研究室M1。

源真希(みなもと・まき)
神奈川大学 曽我部研究室M2。

関目峻行(せきめ・たかゆき)
神奈川大学 曽我部研究室B4。

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
失われた街 模型復元プロジェクト
兵庫県立美術館
収録日時:2012年6月26日
収録場所:神戸大学槻橋研究室
収録時間:34分07秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.0MB PLAY 出演者:槻橋修+片岡憲夫+山田恭平+秋田遼介+塩原裕樹+源真希+関目峻行+倉方俊輔

6月30日(土)より兵庫県立美術館ギャラリーにて「失われた 3.11のための模型復元プロジェクト展」が開催されています。今回はその収録のパート2の配信です。前半では、ギャラリー間や東京都現代美術館で行われたプロジェクトと今回の展示と繋がりが語られていきます。そこから議論は発展し、本展覧会に関わった建築家・学生から、どのように感じ、どのように動いたかが切実に語られていきます。学生たちはなぜ、そして、どうやって被災地に関わっていったのでしょうか。(松本堅太郎)



・出演者プロフィール
槻橋修(つきはし・おさむ)
1968年生まれ。建築家、神戸大学大学院・准教授。02年ティーハウス建築設計事務所を設立。03年東北工業大学工学部建築学科講師を経て、09年より現職。

片岡憲夫(かたおか・のりお)
神戸大学 槻橋研究室M2。

山田恭平(やまだ・きょうへい)
神戸大学 槻橋研究室M1。

秋田遼介(あきた・りょうすけ)
神戸大学 槻橋研究室M1。

塩原裕樹(しおはら・ゆうき)
大阪市立大学 宮本・倉方研究室M1。

源真希(みなもと・まき)
神奈川大学 曽我部研究室M2。

関目峻行(せきめ・たかゆき)
神奈川大学 曽我部研究室B4。

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目

失われた街 模型復元プロジェクト
兵庫県立美術館
収録日時:2012年6月26日
収録場所:神戸大学槻橋研究室
収録時間:39分23秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:18.5MB PLAY 出演者:槻橋修+片岡憲夫+山田恭平+秋田遼介+塩原裕樹+源真希+関目峻行+倉方俊輔

6月30日(土)より兵庫県立美術館ギャラリーにて「失われた街 3.11のための模型復元プロジェクト展」が開催されます。今回の収録では、現地でのワークショップや、模型制作に関わった学生の方々に展示についての解説していただきました。今回はその収録のパート1の配信です。震災によって失われて街を模型で再現するプロジェクトではさまざまな試みが行われたようです。それらを体感した学生たちに詳細に語っていただきました。震災から一年以上が経過したいま、展覧会を開催する意味とは。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
槻橋修(つきはし・おさむ)
1968年生まれ。建築家、神戸大学大学院・准教授。02年ティーハウス建築設計事務所を設立。03年東北工業大学工学部建築学科講師を経て、09年より現職。

片岡憲夫(かたおか・のりお)
神戸大学 槻橋研究室M2。

山田恭平(やまだ・きょうへい)
神戸大学 槻橋研究室M1。

秋田遼介(あきた・りょうすけ)
神戸大学 槻橋研究室M1。

塩原裕樹(しおはら・ゆうき)
大阪市立大学 宮本・倉方研究室M1。

源真希(みなもと・まき)
神奈川大学 曽我部研究室M2。

関目峻行(せきめ・たかゆき)
神奈川大学 曽我部研究室B4。

倉方俊輔(くらかた・しゅんすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
失われた街 模型復元プロジェクト
兵庫県立美術館

藤村和成インタビュー
気仙沼でボランティア活動を行う大学院生の活動

収録日時:2011年8月17日
収録場所:宮城県気仙沼市内の工房
収録時間:15分22秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:7.2MB PLAY 出演者:藤村和成+天内大樹

建築系ラジオツアー 宮城・東北ツアーにて、宮城県気仙沼市を訪れました。そして、震災をきっかけに気仙沼でボランティアをなさっている藤村和成さんにインタビューをさせていただきました。避難所での生活をより良くする為に、ボランティアとしてどのような事を行ってきたか語っていただきました。普段とは違う環境にはどのような提案が必要だったのでしょうか。そのヒントを探る、興味深い内容になっています。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
藤村和成(ふじむら・かずなり)
1985年宮城県気仙沼市生まれ。東北大学建築学科卒業後、同大学大学院に進学。2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに、ダンボール等の紙素材を用いた"house"を書籍のように"publising"するボランティア団体「house publishing」を設立。避難所の住環境づくりの活動を行っている。

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。 

・関連項目
藤村和成さんの活動を公開するブログ「house publishing」

建築系ラジオ 宮城・福島ツアーの感想
震災後のまちを見て参加者が感じた事とは

収録日時:2011年8月16日
収録場所:女川町総合運動公園
収録時間:35分36秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.7MB PLAY 出演者:高木伸彦+武田友孝+栃原比比奈+中川晋介+糸崎公朗+石田幸恵+梶原久美絵+近藤洋輔+長島隼人+福田晃司+佐野智哉+米澤隆+彦坂尚嘉+天内大樹+五十嵐太郎+南泰裕+北川啓介

この度の東日本大震災により被災された方々と、そのご家族のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。建築系ラジオでは、8月15日から8月17日の3日間に渡って宮城、福島、岩手県の被災地を巡りました。震災から5ヶ月が経過した現地を訪れてツアーの参加者はどのような事を感じたのでしょうか。3.11から半年が経過したいま、もう一度今回の震災について考えたくなる内容になっています。(近藤洋輔)

・出演者プロフィール
高木伸彦(たかぎ・のぶひこ)
愛知県職員。愛知芸術文化センター勤務。

武田友孝(たけだ・ともたか)
美術出版社、西武美術館、東京スタデオなどを経て編集・展示・学芸の仕事を行う。現在は独立して美術展の企画・展示、美術作品の取付等の業務を行う。ラカン読書会を彦坂尚嘉氏と共催して開催。有限会社エフティ取締役。趣味:音楽鑑賞(クラシック)、美術作品収集。

栃原比比奈(とちはら・ひいな)
美術家。1977年生まれ。2001年多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。2000年より中野区の知的障害者施設のスタッフとして、ダウン症や自閉症、重度の知的障害者などが絵を描くプロセスと作品を研究。2001年よりサンエックス(株)勤務、2004年退社。2010年彦坂尚嘉アトリエ(気体分子アトリエ展)、ギャラリー山口にて個展。

中川晋介(なかがわ・しんすけ)
アニメション作家、美術家。

糸崎公朗(いとざき・きみお)
美術家。1965年長野県生まれ。東京造形大学卒業。写真家・美術家。「非人称芸術」のコンセプトのもと、「フォトモ」「ツギラマ」などの独自の写真技法による作品を制作。展覧会やワークショップのほか、出版や雑誌執筆など幅広い活動を行なう。主な個展に「"FOTOMO x CITY" Multi-Perspective Sx Editions」(香港藝術中心)、「金沢をブリコラージュする。」(金沢21世紀美術館)。主な受賞にコニカフォト・プレミオ2000年度大賞、19回東川賞新人作家賞など。主な著書に『フォトモの物件』『東京昆虫デジワイド』(共にアートン新社)など。

石田幸恵(いしだ・ゆきえ)
企業のPR誌の編集者 趣味/ヨガ・音楽鑑賞(クラシック)。

梶原久美絵(かじはら・くみえ)
女子美術大学芸術学部デザイン学科 4年。

近藤洋輔(こんどう・ようすけ)
静岡文化芸術大学空間造形学科 3年。建築系ラジオスタッフ。

長島隼人(ながしま・はやと)
名古屋工業大学工学部建築・デザイン工学科 3年。 

福田晃司(ふくだ・こうじ)
名古屋工業大学工学部建築・デザイン工学科 3年。 twitterアカウント hukukozy。 

佐野智哉(さの・ともや)
名古屋工業大学工学部建築・デザイン工学科 2年。

米澤隆(よねざわ・たかし)
1982年京都府生まれ。2007年名古屋工業大学工学部卒業。現在、同大学大学院工学研究科博士課程/HAP+associates主宰。作品に『公文式という建築』など。受賞に中部インテリアプランナー協会学生賞/Sustainable Architecture and Design 2007入選/SUSアルミ建築 30歳以下の建築家による指名設計競技優秀賞/SD Review2008入選など。 

彦坂尚嘉(ひこさか・なおよし)
建築系ラジオパートナー。 

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。 

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。

北川啓介(きたがわ・けいすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
「建築系ラジオ 宮城・福島ツアー」

せんだいスクール・オブ・デザイン2011 [01]
2011年度春学期と特別講座「復興へのリデザイン」

収録日時:2011年6月24日
収録場所:仙台駅近辺某所
収録時間:15分18秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:11.0MB
PLAY 出演者:阿部篤+遠藤和紀+松田達

2011年3月11日の大地震がもたらした東日本大震災は、せんだいスクール・オブ・デザイン(SSD)の活動拠点にも大きなダメージを残した。「地域の切実な課題」が眼の前で生まれてしまったわけである。幸いにして受講生やスタッフへの人的被害はなく、2011年度のSSDは再起動できた。しかし、この震災についてすぐに総括はできない。そこで特別講座「復興へのリデザイン」という形の連続講座により、まずはレクチャー聴講とディスカッションの場を提供する。そしてアジャイル・リサーチ・プロジェクト(ARP)という迅速性を武器としたリサーチを行う。こうしたSSD2011年度春学期の概要について、研究員の阿部篤さんにお話を伺いました。(編集部) 

註 ラジオ内、7回目のワークショップ「仮設都市を建設する」は森田俊作先生に加え、東北大学の中野和典先生にもご講演頂くことになりました。


・出演者プロフィール
阿部篤(あべ・あつし)
せんだいスクール・オブ・デザイン研究員。科学技術振興研究員。東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 博士後期課程単位取得退学、修士(工学)。

遠藤和紀(えんどうかずき)
せんだいスクール・オブ・デザイン社会人受講生。グラフィックデザイナー。福島大学卒業。白鳥ASSOCIATES一級建築士事務所、藤崎快適生活研究所を経て独立。福島学院大学非常勤講師。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー

震災以後の建築系ラジオをめぐって
2011年の建築系ラジオ

収録日時:2011年6月19日
収録場所:本郷某居酒屋
収録時間:29分19秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:21.1MB PLAY 出演者:近藤洋輔+江藤靖子+都築和義+天内大樹+北川啓介+五十嵐太郎+南泰裕+松田達

6月19日、東京大学の美学芸術学研究室で打ち合わせ後、某飲み屋でラジオ収録しました。建築系ラジオがはじまって3年、3.11の震災から3か月が経ちました。そのことをふまえ参加メンバーそれぞれ建築系ラジオに対する熱い思いを語っています。内容は2011年の抱負、UIA、横浜トリエンナーレなど様々です。とても楽しい会話が展開されているので、ぜひみなさん聴いてください。(都築和義)


・出演者プロフィール
近藤洋輔(こんどう・ようすけ)
1990年愛知県生まれ。静岡文化芸術大学空間造形学科3年。趣味は食事、知らない街を散歩すること。

江藤靖子(えとう・やすこ)
1987年静岡県生まれ。東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース卒業。現代アート制作会社ペイントスタッフ。趣味:美術館めぐり。

都築和義(つづき・かずよし)
1987年愛知県生まれ。豊橋技術科学大学卒業後、現在国士舘大学大学院南研究室修士1年。今の目標は関東の友達を探すこと。

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。

北川啓介(きたがわ・けいすけ)
建築系ラジオコアメンバー。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

・関連項目
UIA2011東京大会
横浜トリエンナーレ
収録日時:2011年3月28日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:18分49秒
PLAY 出演者:南泰裕+南研究室学生

南研究室全体で行った、「地震について」の第2回です。今回は、今後自分達が何をするべきかをテーマに各々の意見を言っています。こういった自分の考えだけではなく、様々な意見を聞く事により、気づく事もある。そんな事を感じられる収録になっていると思います。自分が何をするべきなのかを、改めて考えるきっかけになればと思います。(南研究室一同)


・出演者プロフィール
南研究室学生
収録日時:2011年3月28日
収録場所:国士舘大学南研究室
収録時間:21分46秒
PLAY 出演者:南泰裕+南研究室学生

今回は、普段のデザインレビューの内容を変更して、今回の地震で各々が感じた事などをテーマに研究室全体で話し合いました。「この難しい問題を前にして、何を考えてどう行動に移すか。感情的にならずドライに考えた上で行動に移す事が大切になってくる。考える事を鍛えるチャンスでもあるこの時をどう過ごすかが大事」そんな南先生の意見が印象的な収録になっています。みなさんも何かを考えていると思いますが、このように様々な人の意見を聞く事も大切になってくると思います。この収録は、2回に分けて配信する内の第1回目です。是非聴いて頂き、新たな考えを生むきっかけになればと思います。

南研究室一同
収録日時:2011年3月29日
収録場所:ダメハウス
収録時間:31分12秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:14.2MB
PLAY 出演者:星裕之+伊藤幹+加藤拓郎+五十嵐太郎

東日本大震災により被害をうけた場所である名取、亘理、仙台港、多賀城を実際に巡ることで感じた、様々なズレを指摘しています。メディアを通して受け取る被災状況の印象と自分の目で見て感じた印象。また、いまの社会が求めるデザイン性の高い建築と被害を通して感じる建築のあるべき姿。災害を受けるのは仕方がないこと、それで本当にいいのかという言葉が、今後建築に向き合っていく上で私たちに重要な課題が与えられていることに気づかせてくれます。(香野あゆみ)

・出演者プロフィール
伊藤幹(いとう・もとき)
1988年東北大学建築・社会環境工学科3年

加藤拓郎(かとう・たくろう)
1986年青森県生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

星裕之(ほし・ひろゆき)
1969年生まれ。93年宇都宮大学卒業後、近藤春司建築事務所や構造設計事務所を経て98年STUDIO POH設立。コンシューマー誌への作品発表の他、専門誌への技術的寄稿多数。著書に『建築学生の「就活」完全マニュアル』他。東北大学大学博士課程後期在籍。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。
収録日時:2011年3月28日
収録場所:ダメハウス
収録時間:22分52秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.4MB
PLAY 出演者:加藤拓郎+五十嵐太郎

仙台での私の住まいは「ダメハウス」と呼ばれる築41年の貸家で、友人とシェアハウスをして暮らしています。このおんぼろ木造家屋は築41年にも関わらず地震から3日目の夕方にライフラインが全て復旧しました。私はライフラインが全て復旧したこの瞬間から自分が被災者だという意識を取っ払うことにし、ボランティア活動を始めました。これまでに深刻な「津波」の被害を受けた宮城野区の中学校で2日間、石巻に泊まり込みで4日間活動を行い、もがき続けながら復興へ進む都市を経験している最中です。(加藤拓郎)

・出演者プロフィール
加藤拓郎(かとう・たくろう)
1986年青森県生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。
収録日時:2011年3月28日
収録場所:仙台市内某居酒屋
収録時間:20分06秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:9.4MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+佐久間雄基+千葉光+菅原麻衣子

2011年3月11日の震災後、五十嵐研のメンバーは離散状態となりました。仙台に残ったメンバーは震災後18日目にしてようやく顔を合わせ、各々が地震体験を語るオーラルヒストリーとして記録を残しました。今回は昨日の配信の続き、後半部分になります。今回は、仙台での被災体験に加え、東京や海外で震災の大きな被害をしり、自分たちの街に戻ったメンバーの体験も語られていきます。交通システムのパニックの中で家に戻るまでの移動もままならなかったり、電話がつながらず家族と連絡が取れなかったりもどかしい思いをされたようです。地震から3週間近く経った現在でも、物資の不足やインフラ復旧は完全には改善されておらず、震災によりもたらされた非日常が続いています。被災された方々が一日も早く元の生活に戻られることを心からお祈りいたします。(加藤拓郎+関口達也)

・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

佐久間雄基(さくま・ゆうき)
東北大学大学院五十嵐太郎研究室博士課程在籍。

千葉光(ちば・ひかる)
1986年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

菅原麻衣子(すがわら・まいこ)
東北大学工学部工学研究科 都市・建築デザイン学 技術職員。

・関連項目
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)

収録日時:2011年3月28日
収録場所:仙台市内某居酒屋
収録時間:28分17秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:13.3MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+加藤拓郎+石井勇貴+川崎亮+佐藤知佳+村越怜

2011年3月11日の震災後、五十嵐研のメンバーは離散状態となりました。仙台に残ったメンバーは震災後18日目にしてようやく顔を合わせ、各々が地震体験を語るオーラルヒストリーとして記録を残しました。前半となる今回は、研究室の中でも震源地周辺の地域に居合わせたメンバーにより、各人がいかなる状況下で震災を体験したのかを語り、震災時の様子が鮮明に浮かんできます。地震と停電によって街のインフラやサービスが止まる中、それぞれが自身の目と耳を頼りに生の情報によって状況把握や情報収集を行った様子、そしてその後どう生活を送ってきたのかが述べられていきます。実際に自分が同じ状況に立った時、どう行動するべきなのか、それぞれのエピソードから新しい気づきを得ることができたと思います。(加藤拓郎+関口達也)

・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

加藤拓郎(かとう・たくろう)
1986年青森県生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

石井勇貴(いしい・ゆうき)
1987年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

川崎亮(かわさき・たすく)
1988年生まれ。東北大学五十嵐太郎研究室所属。

佐藤知佳(さとう・ちか)
東北大学五十嵐太郎研究室秘書。

村越怜(むらこし・れい)
1987年生まれ。東北大学大学院五十嵐太郎研究室所属。

・関連項目
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
収録日時:2011年3月15日
収録場所:三軒茶屋某所
収録時間:27分36秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:12.6MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+南泰裕+入江徹+松田達+天内大樹

東日本大震災をめぐる討議の第3回。今回の震災では、三陸海岸地方を中心に津波による被害が甚大で、建築は、巨大な津波により軽々と流されてしまいました。被害が広域で、復興しようにも機能がシャットダウンされてしまった、こうした想定外の事態の中、建築は何ができるのか、ということについてメンバーで語り合いました。地震や風に対するデザインは今まで議論されてきましたが、津波に関しては、例えば船の形のように水圧をうまく交わすような建築自体の形態上での工夫の提案、もしくは、構造形式や形態のデザイン以外の面でのデザインの可能性があるのではないかということが触れられました。また、人類は危険と隣合わせにも関わらず水のそばに都市を作り続けたという歴史的な文脈を踏まえ、危険性を受け止めた上での都市のデザインについても考えていきます。
最後に、いずれは今回被災地になった地域をめぐる建築系ラジオツアーを企画し、今後の東日本を考えていく番組を発信していきたいという意志を固めました。(近藤佑子)


・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー

入江徹(いりえ・とおる)
1974年生まれ。建築家。琉球大学工学部環境建設工学科建築コース准教授。横浜国立大学大学院修了。専門は、建築設計・現代建築理論。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。

・関連項目
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
収録日時:2011年3月15日
収録場所:三軒茶屋某所
収録時間:23分43秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:10.9MB
PLAY 出演者:彦坂尚嘉+五十嵐太郎+南泰裕+松田達+天内大樹

彦坂──(この震災を受けて、作品は)変わりますよね。(中略)僕は早い人だから。だって前衛だからね。早くなかったら前衛って言わないんだよね。

東日本大震災をめぐる討議の第2回。遠隔地からスカイプで討議に加わった彦坂尚嘉さんから、地震予知はいままでの科学が扱ってきた以上の数のパラメーターが絡むため、もはや不可能であること、そして地震、津波、原発と複雑な要因で被害が拡大した今回の震災が、科学・工学観を覆すのではないかということが指摘されます。前衛美術家として、震災を語り行動している彦坂さんの言葉は、確率の数字の上に成り立つわれわれの行動を揺さぶります。 (片田江由佳+天内大樹)

・出演者プロフィール
彦坂尚嘉(ひこさか・なおよし)
建築系ラジオパートナー。

五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。

・関連項目
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
収録日時:2011年3月15日
収録場所:三軒茶屋某所
収録時間:35分39秒
ファイル形式:MP3形式
ファイルサイズ:16.3MB
PLAY 出演者:五十嵐太郎+南泰裕+入江徹+松田達+天内大樹

2011年3月11日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生し、その状況が世界に衝撃を与えました。それから5日目の3月15日。東京で計画停電が実行されて2日目、また福島第一原子力発電所の事故により、通常時の20倍の放射線量が東京でも確認されたというニュースが飛び込み、危機感が特に高まったまさにその当日の夜、建築系ラジオのメンバーは三軒茶屋に集まり、東日本大震災について語りました。収録に参加した5人それぞれの震災体験、また震災後の街や建築を見て感じたことから話は始まります。そして津波の被害、余震、原子力発電所の事故など、未曾有の複合災害が起こるなか、現在進行形でこの震災を考えていくことの重要性に触れられていきます。いま私たちは震災に対して、そして被災地や被災者に対して、どのように向き合っていくべきなのでしょうか?(関口達也+編集部)

・出演者プロフィール
五十嵐太郎(いがらし・たろう)
建築系ラジオコアメンバー。

南泰裕(みなみ・やすひろ)
建築系ラジオコアメンバー

入江徹(いりえ・とおる)
1974年生まれ。建築家。琉球大学工学部環境建設工学科建築コース准教授。横浜国立大学大学院修了。専門は、建築設計・現代建築理論。

松田達(まつだ・たつ)
建築系ラジオコアメンバー。

天内大樹(あまない・だいき)
建築系ラジオパートナー。

・関連項目
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
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